歯医者は「虫歯を治してくれる」ところです
虫歯になった経験がある方は、虫歯の痛みや治療の負担を知っているため、かわいいお子様を虫歯から守ってあげたいと考えるものです。虫歯を未然に回避するためには、予防が大切であり、もし虫歯になってしまった場合は早期発見・早期治療を徹底することがお子様への負担の軽減につながります。
ただし、お子様が歯科医院に苦手意識をもってしまうと通院が困難になり予防も治療も受けられなくなり、お口の健康維持ができなくなります。お子様のお口の健康を守るためにも、茨城県筑西市の歯医者「医療法人 昭愛会 橋本歯科クリニック」が、子どもが歯医者嫌いにならないためのコツについてご紹介します。
ご両親ができることを9つ紹介します
その1:「歯医者=怖いところ」のような印象を与えないようにしましょう
歯科治療で痛い思いをしたことなどの話は子どもの前でしないようにしましょう。また悪いことをしたときに「歯医者さんへ連れて行くよ!」などと歯科医院を脅し文句に使ってはいけません。「歯医者=怖いところ」というイメージを持たせてしまいます。
その2:うそをつかないようにしましょう
「行くだけだよ」「痛くないよ」「診てもらうだけだよ」などと安易なうそをついてお子様を歯医者さんに連れて行き、いわれたことと実際が異なっていると、子どもはだまされた気持ちになり歯医者が嫌いになってしまいます。
その3:歯医者さんに行くことやその大切さを伝えましょう
心の準備ができていないまま子どもを歯科医院に連れて行ってしまうと必要以上に怖がってしまいます。歯医者さんに行くことを数日前から伝え、「虫歯をやっつけに行こうね」「歯を元気にしておいしくごはんを食べようね」などと歯医者さんの大切さをわかりやすいように伝えましょう。
その4:お子様が安心して通えそうな歯医者さんを選びましょう
お子様と歯科医院との相性も大切です。小児歯科に力を入れていて、子どもの扱いに慣れている歯医者さんを選びましょう。
その5:虫歯になる前から予防のために通いましょう
虫歯になってからの「治療」はお子様に負担がかかり「痛い」「怖い」イメージを与えてしまいがちです。予防処置は痛みがありません。予防のために定期検診を受けていれば、歯医者さんは「お口をきれいにする楽しいところ」になり得るのです。
その6:歯医者さんに到着したらまずリラックスしましょう
ご両親の緊張は子どもに伝わります。歯医者さんに着いたら、まずお母様やお父様がリラックスして笑顔になりましょう。
その7:「痛くない?」と聞かないようにしましょう
「痛くない?」の「痛い」という言葉が引き金になって、お子様が急に弱気になって泣き出してしまうことがあります。つい口に出してしまいがちですが、「痛くない?」と聞くのは控えましょう。
その8:治療が終わったら褒めましょう
治療が終わったら、思いっきり褒めてあげましょう。自信が持てるようになるので次回の通院への意欲につながります。
その9:治療がうまくいかなくても叱らないでください
もし泣いてしまって治療がうまくいかなくても叱ってはいけません。次はうまくいくように、仰向けになってお口を開ける練習などを楽しく行い、次回につなげましょう。
お子様の歯の治療や予防はご相談ください
茨城県筑西市の「医療法人 昭愛会 橋本歯科クリニック」ではお子様の気持ちに配慮して楽しく歯科診療を受けていただけるように心がけています。治療よりも先に笑顔で接し、お子様との会話を通してまず信頼関係を築くことから始めているのはそのためです。お子様の様子を見ながら、治療前のトレーニングをすることもあります。治療は慣れてから始めるのです。そして治療後にはご褒美を用意し、次回の来院への意欲を高めるようにしています。